わかっちゃいるけど……なフレーズ
こちらはリングフィットアドベンチャーで紹介されるコラムの1つです。
やせるには消費カロリーが接種カロリーを上回る必要があります。
リングフィットアドベンチャー
最初から現実を叩きつけられるフレーズが入ってます。
「そうだよねぇ…わかっちゃいるけどさ……」ってこれを読んだときに思ってました。
ちょっと本を読んでみた
糖質制限とか脂質制限とか食事制限にもいろいろあるけど、結局なにがいいの?と思って電子書籍をいろいろ検索してみました。
そしたら、なかなかおもしろそうな本に出会えました。
ティーズ内科クリニックという病院のメタボ外来にいる医師の方々が執筆した本です。
理屈もわかりやすくある程度は書かれていて、ちょっと難しく感じるときもありましたが、たいていそういう難しい説明をされた段落の最後には読者に覚えててほしい内容を簡単な言葉で書いてくれています。
生化学の説明が多く、途中「ウッ…」となっちゃうかもしれないですがページ数自体はそれほど多くないので一気に読み切っちゃうといいかもしれません。
電子書籍で購入したので、読み終わった後の評価は☆5を付けさせていただきました。
「無理なく」「ほどほど」に、身体につきすぎた脂肪を健康な値にまでもっていくのが、当クリニックのメタボ外来の方針です。
医師から「痩せなさい」と言われたら最初に読む本
200ページくらいの本らしいのですが(電子書籍だと実際と違うかもしれないです)、それぞれの内容がくどくどしてなくて院長先生から語り掛けられてるような文体の本でした。
なるほどー!!って思う点がいくつかあったので少しだけご紹介しようと思います。
コラム1「水ダイエット」の真相
こちらの本は痩せるためのエッセンスが書いてある本なんですが、世の中で言われているいろんなダイエット法について著者の医師の方の意見もたくさん入ってます。
その中でまず目を引いたのはコラムに書かれていた「水ダイエット」についてです。
このコラムを読んでまず言われるのが「水ダイエットは、水だけを飲むダイエットではない」ということです。
あと、この本を読むと「水を飲めばエネルギー消費だけが上がり、そのことこそが水ダイエットの原理である」という説明がされていてなるほどなーって思いました。
最初と結論だけ書いちゃいましたが、途中の説明もわかりやすいのでぜひ読んでみてほしいです。
消費エネルギー量を上げたい人は筋トレを
無酸素運動の筋トレ、これについても書かれていました。
有酸素運動は運動中に消費エネルギー量がアップするけど、運動後には消費エネルギー量は上がらないらしいです。
これを読んだとき、まぁ運動してるときだけキツいものだからそれは当然なんじゃない?って思ってました。でも、その後に書かれていた無酸素運動と消費エネルギーについての内容にくぎ付けになりました。
筋トレ後には、翌日、翌々日にも消費エネルギー量の増加が認められたとの報告があります。
医師から「痩せなさい」と言われたら最初に読む本
筋トレをしっかり行うと筋肉はダメージを受けます。そのダメージを回復させるためにタンパク質が必要になるのですが、その時に起きるタンパク質の分解・合成にはたくさんのエネルギーが必要になるそうです。
その量は筋肉1kgあたり150kcalで、それは基礎代謝の10倍以上らしいです!
基礎代謝の10倍と聞くととても効率的ですね…!!
筋トレ…がんばろう!!!ってここの文章を読んだときに決意しました(笑)
過剰にとったタンパク質の行方
読んでて特に気になったところ、それは意外と最初の章で説明されていたタンパク質についての話でした。
過剰にとったタンパク質は肝臓に送られて将来エネルギー不足になったときに使えるように貯蔵されるらしいです。
貯蔵量を超えるくらいタンパク質が余った時は肝臓の働きで有害なアンモニアから無害な尿素にされて排泄される、とのことでした。
ここを読んで再認識したのが、「プロテインの摂りすぎが内臓の数値を悪くする」っていうのは本当なんだろうな……ということです。
いろんなSNSで筋トレしている人たちを見ているとすごくキレッキレな身体をしている人で健康診断に引っかかってる人をたまに見かけます。
筋肉鍛えすぎて血液検査の数値が悪くなってたり、肝臓や腎臓の数値が引っかかってるみたいです。
何事も摂りすぎはよくないとは思ってましたけど、体重x2~3gのプロテイン摂取量でもそうなってる人がいるみたいなのでプロテインは適度に飲もう、と思いました。
まぁ、一回健康診断に引っかかるくらい本気で取り組んだほうが今後の勉強にもなりそう…とも思う側面はありますけどね。
他にも気づきがいっぱいで読んでよかった!
簡単に、気になったところ3つくらいをざっくり紹介しました!
今回紹介した本は、なるべくわかりやすく説明してくれているのが伝わる書き手の先生に親近感が持ててとっても良い本でした。
ページ数は少なめですがいろんなダイエット法に焦点が当たっていて、すべてを大絶賛しているわけではないところもオススメできるポイントです。
これを読んで筋トレと食事についても頑張ってみようかな!と思いました!!
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